昔は建設業界に居ました。仕事を取るために接待が普通で私は元請の現場責任者でしたので一次会で顔だけ出して営業さんが接待していましたので話しを合わせるだけでした。
営業さん全員がお酒に強い訳ではなく客先が豪酒の時は接待後に辛い思いをされて事務職に移られた方も居ましたか大手で空きがあったからかも知れません。
現場で建設関係者や下請さんに飲みに誘われる事が時折ありお酒に弱い私は苦痛でした。上司はお酒を飲まずにその場を盛り上げるのが上手くウーロン茶だけでやり過ごしていました。
下請けさんの接待はこちらのペースで相手の顔を立てるだけでいいのですが、立場的に上の建設関係者は何度も断る事も出来ずに渋々行ったこともありますが、それがきっかけで現場がスムーズに進んだ事もありました。
介護業界に移ってからは仕事柄全員が集まるのは難しいのでこじんまりした感じでそれぞれが飲みたいものを頼むスタイルでホッとしたものです。
建設業界では発注者や工事業者の調整にはどうしても人間関係者が付き纏い、当時は一人で過ごすスタイルが好きで仕事以外は余り人付き合いはありませんでしたので何となく不思議な感じです。
介護業界に移った時は気づきませんでしたが、介護と言えばスタッフ間は元より利用者さんとの人間関係の固まりによく移ったものだと思っています。
並行してセラピーやカウンセリングを学んでいたので「人間関係が苦手」は思い込みだったかもと最近感じています。
色んな人が居るけれど
何処の職場もそうかも知れませんが、出来る人がいればトラブルメーカー的な人も居ます。
それぞれを独断で分析すると「出来る人」は仕事の流れやスタッフを俯瞰的に見て的確に状況判断をして適切にスタッフに仕事を振り分けるのが上手く流れるようにされます。頭脳明晰なだけに人を見る目は冷静で時には冷血に感じさせます。
「トラブルメーカー的な人」は目の前の出来事に逐次取り組んでオーバーフローを起こして周りを振り回しますが、周囲は周知の事ですのでフォロー体制も自然に出来上がっています。情熱家で面倒みが良いのが裏目に出ている感じです。

違いは上記のAからDを都度適切に分類して実行出来る能力に思います。トップは「出来る人」で冷静な判断担当して、サブに「トラブルメーカー的な人」を配置して現場との温度差を無くして、その下のリーダー格に「ある程度出来る人」を配置してフォローさせるのがそれぞれの個性を活かせるように感じています。
前の工事現場では責任者の立場上作業服にカッターシャツとネクタイでしたが、何かトラブルがあり現場責任者では収まりが難しい時は所長としての肩書きとそれなりの身なりをしていると大抵の苦情は収まりました。
大手介護会社でスーツ通勤を義務付けしている会社に在籍した事もあります。介護現場ではネクタイは不安全な為に着用しないので行き帰りの際にスーツに変えるのは手間でしたが、現場の介護職員とは違う上からの目線で物事が見られるので不思議でした。
介護会社の大手のある程度社員を選んで採用出来るのでそれなりの人の揃っています、そんな平均点以上のスタッフの集まりでは初めて高齢者介護をする新人の気持ちを理解するのは難しいようにも感じました。
理念と共感を元に集うNPO法人は能力には重点が置かれない場合が多いですが、法人の方向性と向きを同じにしないとやりづらい場合もあるように感じています。
小規模のオーナー社長の会社への在籍回数が一番多いのですが、良くも悪くもオーナー社長との相性が一番のように思い建設業界はもろに社長の機嫌次第を感じました。介護業界はそこまではありませんが社長のポリシーに共感出来るかどうかが大きいように感じています。


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