50歳に建設業から介護職になって10年になります、その間に体験した事や感じた事を未経験者向けに紹介します。
介護士のイメージとスタッフでは全く違う
私は看護師や介護士は人に優しいイメージがありました、患者さんや利用者さんには当てはまりますが多忙なために同僚に対してはそこまでの余裕が無い所が多いです。
介護施設での勤務
介護施設で働くのに資格は不用なので無資格者の募集も多く見学可能なところもあります。
見学者が来る時間は施設内が慌しい時ではなく比較的余裕がある時間が多いですが、お客様扱いなのでいい印象を持って当たり前です。
施設内のスタッフは大手を除いては人手不足や経費節減のために人員配置の最低人数も施設も多くあります。
日中は慣れたスタッフ2〜3人で業務を回して朝夕の多忙な時間は早番や遅番、夜間者の増員で対応しています。
新しく人員が増える時に採用者は別にして現場スタッフがどう思っているかが大きな鍵になります。
人が足りないので誰でもいいので増員してほしいのか経験者の増員がほしいのか、はたまた現場では大変な時間もあるけど増員は望まないのかによって新人さんの運命が決まるように思います。
未経験が現場に入る当初は0ではなく、指導に人手が取られるのでマイナス1になります。これまで2〜3人で手一杯のところが新人対応で1〜2人になるので時に多忙時間は新人さんまで手が回らないか教え方がどうしても雑になりやすくなります。
そこで重要になってくるのは新人さんの人柄と態度かと思います。未経験で何も出来ない事は周知の事実ですが教育あるいは指導係が決まっている事業所は良いのですが手が空いたスタッフから教えてもらうには教えたいと思わせる態度が必要不可欠になります。
元居た建設業界は男性社会である程度論理や理屈が通じる世界ですが、介護業界は女性社会で感覚的な好き嫌いの主観で複数の方から生理的に合わないと思われたらその職場ではやり難くなりますので何事も第一印象が大切に思います。
時間を経て良い人関係性が築ければ施設勤務の良さの連携で何かトラブルが発生してもチームで対応出来て負担も少ないように思います。
施設勤務は何かの理由で孤立したら大変さは半端なく増えますし楽しくなくなります。
努力しても改善が見られなれけば施設を変わるかチームプレイから個人プレイの職種に変えるのも一考かも知れません。
一口に介護施設にも色々な種類があり同種の施設でも経営者や管理者で全く運営方針が違う場合もありますので「介護」に対する想いがあれば必ず合った施設は見つかると思います。
高齢者施設と障害者施設
介護施設には大きく分けて2つあります。
1つは一般人が思い浮かべる高齢者施設が数多くあります、受け入れる利用者さんはご自身で動ける軽い方対象のデイサービスや全介助や医療ケアが必要な重度の方を受け入れる施設などあります。
募集は少ないですが障害者施設もあります。こちらも軽度の方から重度の方までで受け入れる対象も施設によって変わります。
障害内容によって意志を口頭で伝えられる方が居れば手話や筆記、文字盤や絵カードなどで意志を伝えれる方も居ます。
重度知的障害になると意志伝達は困難ですので、他の障害でしたら本人の意向に合う介助を行いますが知的障害が入ると、その行為が本人にとってそして将来も見据えてやっていいなか、止めるべきかを親御さんや施設の方針を元にヘルパーの判断が必要になります。
そのスタイルが合っているヘルパーさんがいれば言われたままに介護した方が性に合っているヘルパーさんも居ます。
訪問介護
高齢者訪問介護
高齢者訪問介護を行うには介護資格が必要になります。入門的要素の介護職員初任者研修の資格以上が最低限必要性になります。
介護職員初任者研修で学ぶことが内容と時間数年
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介護に関する基礎知識
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利用者の心身の特徴と支援方法
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生活支援技術(食事、入浴、排せつ介助など)
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介護の基本的な考え方
研修を修了するには、まず130時間のカリキュラムを受講し、最終的な修了試験に合格する必要があります。
個人宅への単独訪問で1対1の介護なのでヘルパーさんによって訪問介護はやりがいがあると感じる方や負担やストレスに感じて施設勤務に変わられる方もいます。
重度訪問介護
訪問には資格が必要になります。
・介護職員初任者研修(130時間)
・重度訪問介護従事者養成研修
研修時間10時間2日程度
などです。
重度訪問介護は意志伝達が出来る方でしたら一通りの流れはあるもののご本人の意向で流れがガラリと変わる事もあります。
知的障害を持った方の支援は親御さんが居る場合や事前に当日の行動が伝えられることが主なので、基本的に伝えられた内容の支援を行い時にはご本人の状態によって変更した内容は親御さんに引き継ぎます。
親御さんから聞いたヘルパーレベルのばらつき
全くの未経験から重度訪問介護を行うには130時間の介護職員初任者研修を受講するか10時間の重度訪問介護従事者養成研修を受講になります。
費用が全く違いますので事業所によって障害者介護のみ対応か高齢者/障害者介護の両対応かによって新入社員に受講させる資格も変わってきます。
同じ介護未経験の同一スタートでも130時間理論と実習を受けたヘルパーと10時間の座学研修➕現場1日のヘルパーでは習得した知識や実習経験が全く異なるので口には出されませんが不満が溜まる要因になるようにも感じました。
訪問介護は介護施設の複数のスタッフと複数利用者さんとスタンスが全く異なりヘルパー1人で1人の利用者さんの対応になります。
施設への訪問介護
同一法人で高齢者/障害者施設と訪問介護を運営していて、施設の居室に訪問介護員として介護に入った事もあります。
他の居室にも訪問介護としてスタッフが入っているので何かあれば応援を呼んだり時には助け合っての介助が出来る施設と訪問の混合タイプの介護も経験しました。
グループホーム(GH)とデイサービス/生活介護
同一法人で高齢者・障害者GHとデイサービス(高齢者日中支援)・生活介護(障害者日中支援)を運営して日代わりでGHと施設勤務も経験しました。
朝の送り出し時にGHでは利用者さんの出発準備と必要な物品の用意などでバタバタして送迎が来ると次々と玄関までお連れしていました。予定外の事があると内側は戦場状態でした。
お迎えする施設側としては1施設のみなら良いのですが複数あると利用者さんの引渡しが遅いと次の送迎があるので、デイサービスは原則玄関で利用者さんの引き継ぎをしますが居室まで迎えに行った事もありました。
グループホーム(GH)とデイサービス/生活介護を両方を経験すると、それぞれの内情が分かるメリットがありますが立場の違いから分かってはいるけど手伝えなかったり言うべき事は言わなけれいけないジレンマもあります。
双方とも利用者さんの生活力向上ないし維持の共通目的があるので情報共有を密にして取り組む事が大切かと思っています。

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